内藤ルネ展

2008-02-08

内藤ルネ展 関係ないけどグランヴィアホテルのカーリーのディナーショー、完売だそう
昨日、1万歩歩いたのに気をよくし、今日も天気を幸いに因幡薬師平等寺の手作り市へ行く。お昼少し前ですいているのは良かったけどあらかた売り切れ、最後のパンを食糧に京都駅までてくてくとえき美術館での内藤ルネ展へ行く。内藤ルネ、水森亜土、田村セツコといった人たちのイラストやグッズはロマンチック過ぎて若かりしころはちと苦手だった。けど年齢を重ねて『かわいい』が遠ざかれば遠ざかるほどいとおしい。失ったものへの郷愁?フェルトで再現された服とか帽子とか今でも十分いける。薔薇族の表紙で飾られる後半の展示は内藤ルネの葛藤も感じる。会場には男の人は見る限り一人二人程度で居心地悪そう。ワタシと同じくのむかし少女がたくさん。

池田満寿夫版画展

2007-12-22

池田満寿夫展
朝から近代美術館へ池田満寿夫版画展を見に行く。先月、とある本屋さんで佐藤陽子氏を見かけた。うーん?何で京都に?と思っていたらこの企画だった。疑問も解けてすっきり、でもなかなか行けなかったけど閉展ぎりぎりでセーフ。版画のほうは1期の作品の多くはドライポイントで2.3期はメゾチント、リトグラフ作品、様々な技法があるのを知った。そしてモチーフの多くは『女』なのだけれど昔、池田作品に抱いていたような嫌らしさはまったく感じなかった。むしろ愛しいものを見つめる眼を感じた…なんてね、ど素人のナマイキ感想。ドライポイントの作品の『ぼくのもの、わたしのもの』は単純に面白かった。ぼく(池田)の持ち物のパッチやら小物に20円の値札、わたし(多分佐藤陽子)のドレスには7000$。
ヴァイオリニストの金食い虫の奥さんだけど本当に愛していたんだろうね。ほほえましい。
今日は冬至、おととしの今日は初雪が降った。そして今年は冷たい雨。冬至かぼちゃとゆず湯であったまろうっと。

12月の現実逃避

2007-12-06

京都市美術館 白川疎水 古川町商店街、サンガがんばれ!
チケットあるしいかへん?との誘いに負けて朝から京都市美術館へ『京都と近代日本画』展に行った。
日本画を鑑賞する機会はほとんどないけど山口華楊はちょっと気になる。竹内栖鳳の『絵になる最初』も良かった。鑑賞後は京都独特の市場の雰囲気を残す古川町商店街をぶらぶら。ここでその昔、パンの耳をもらっていた友人がいたっけなどと感慨にふける。むらを東三堂というお菓子さんでなつかしお菓子を買う。そして友達が見つけたあやしげなお菓子にばかうけ。あぁ、こうして一日が過ぎていく。癒されつつも何かから逃げてるような…。

北欧モダンと岡崎モダン

2007-10-03

IMG_0458.JPG Pタイルが素敵な ”タルトタタン
京都市美術館の北欧モダン デザイン&クラフト展に行く。
20世紀の家具、食器…スティグ・リンドベリの葉っぱの器とかリサ・ラーソンのおとぼけライオンとか最近よく目にすることが多い作品とあって美術館へ行ったという感想よりセレクトショップを覗いているような感じ。マリメッコのテキスタイルとかもあったしね、触りたい衝動を抑えつつ面白く見た。
そして鑑賞後は評判のグリル小宝のオムライス。ドミグラスソースがおいしい。それにしてもご飯の量が半端じゃない。食った食ったと向かった先はレトロなフレンチカフェのラ・ヴァチュール。別腹のデザートを食べに行く。おいら達はギャル曽根ちゃんか。
りんご一個分入っているというタルト・タタンがうまうま。上にかかっている温かいソースはヨーグルトらしい。創業者のハイカラモダンなおばあちゃんもお店にいらっしゃいましたよ。それにしてもワタシ、小学生の頃は焼きリンゴがニガテな子だったのにね。嗜好もかわるもんだ。

ぽちてっくの木の小物店

2007-07-01

あじき路地 お豆スツール すぷーん   
東山松原のあじき路地にあるPotitek は木の工房。
その工房で月に1、2回お店を開くというので行ってみた。
ぽちさんは以前、田中美穂植物店コーヒショップで展覧会があった時に見に行って以来。その時買ったスプーン教室用の荒削りスプーンはかわいいので(ずぼらで完成させてないのというのもあるけど)そのまま部屋の飾りになっております。
今回もまたまた荒削りスプーンを連れ帰りました。この子達が本来の役目を果たすのはいつになることでしょう。
工房のあるあじき路地は映画『舞妓Haaaan!!』のロケもあったとのことです。そういえばお店がわからずうろうろしてたら頭結った普段着の舞妓さんがあるいてはった。路地には他に、皮革の工房や日曜日だけのパン屋さんがあっていい味だしてます。しっかりイチジクパンを買ってかえりました。

花と華のある人生

2007-06-03

大原1
早起きしたので大原の朝市に行く。大原のお庭でスクスク育てたんだろうなと思われる花が新鮮な野菜と一緒に並べられている。早い時間だったのでまだ少し残っていた切花は100円也。
甘い香りに誘われて買ったワイルドストロベリーの鉢は500円也。更に朝市8周年ということでチョコレート色したサルビアの花と朝顔の苗を思いがけずいただく。早起きは三文の徳とばかりのHappy気分はプライスレス。
午後は知り合いの展覧会へ堺町画廊に行く。町家を改装したギャラリーで画廊自体が一見の価値あり。展示されている竹やバナナの木、蔓が町屋の梁をうねり、共催の方の無機質なステンレスのオブジェとも一体化しているよう…なんてね、アハっ、ワタクシ、評論家でないので…ともかくすてきでした。
かの方、普段は体育会系でついぞ華道家とは知りませなんだ。
『多面体でやっとります』という言葉にはシゲキされました。まだまだ色んな面がアリソ。輝いてますなぁ。今日の一番の華。
堺町画廊1 堺町画廊2 堺町画廊3



恵文社selection

2007-04-25

   
もうすぐ果汁100%のオレンジジュースが値上げだそうな。
だから…というわけではないけど恵文社のギャラリーアンフェールで
の『100%ORANGE作品展 春のポーズ 』を仕事帰りにちら見してきました。
100%ORANGE、子供向けじゃなかったんだね。パン好きのぶたさん、好きっていうのはかぶりものとして…、どーなっつ!のまいぼーもかなりツボ。
それから恵文社にこのところしばしば通っているのは、Stig Lindbergのコーヒーカップとお皿が飾ってあるから。アンティークで高くて買えそうないけど、眺めにいっております。
どーぞ、も少しだけ誰の手にも渡らないで楽しませてもらえますよーに。
 

日曜美術館30年展

2007-01-18

nichiyou.jpg日曜美術館30年展を昨日見に行った。
目覚めきらないぼんやりとした日曜の朝の山根アナウンサーとはなちゃんの親子みたいな二人のやりとりが心地良くたまーに見てた。
今回の展示はその番組の30年のいいとこどり。
この番組で田中一村を知りいつか奄美の田中一村美術館いきたいなぁと思うようにもなった。
岡本太郎の理解不能なほどのエネルギーも鑑賞できた。
ルオーに影響を受けたという遠藤周作やペールブルーにピカソと自身の作品に共通点を見出す五木寛之の話を聞き、再び作品を鑑賞。また違った発見ができるかも。
今回の展示で丸木スマという人をはじめて知った。丸木位里の母丸木スマは70歳を過ぎてから嫁である丸木俊のすすめで絵を描き始めたそうです。ひとつの絵を描くのに種を植え、水をまき、花を育てて絵を描く。そんな描き方は即物的なものではなくみちあふれた愛情が感じられる。
ある時、マチスの絵を観た彼女は「わしの絵によう似とるのう」と言ったそうだ。うーん、イカシテル。

料理土鍋と春を呼ぶ器展

2007-01-10

mealmuji.jpg水曜日は半ドンの日
週の間のこんな日はとっても貴重な癒しの時間。
で、遅めのお昼をMealMUJIでとる。
お好みデリ3品セットなかなか良いね。
そしてギャラリーにしかわに行く。
donabe.jpg
今日の目的、廣川純&みのりさんの「料理土鍋と春を呼ぶ器展」
二人の器との最初の出会いは、一乗寺につばめという若い女性二人がやっているお店。オオヤさんのコーヒーが飲めて食事もとっても私好み。行く度に使っている器がいいなぁと思ってました。特にお茶碗は持つ手に心地よくて軽い。そしたら廣川さんご夫婦の娘さんのお店だそうな。
かのお茶碗はみのりさん作とのこと。ご主人の純さんの作るのは土鍋一筋。よくお鍋を焦がしてしまう私は毎年のように安いお鍋を買うハメになる。大切にしない、それは愛着が沸かないからかもしれない。いわんやそんなお鍋で作る料理も餌と化してしまうのでは。毎日でなくても目で見て楽しめる料理も作りたいなぁ。で、弘法は筆を選ばないかもしれないけど、わたしにはもったいなすぎるけどお鍋を選ぶことにしました。一年中使いまわすぞぉー。


独りを愉しむ人

2006-11-24

『アラスカ ネーチャリングライブ
若き冒険写真家松本紀生帰朝報告会』

と、ものものしいタイトルのついたイベントに行ってきた。
意外にも彼の方は今風の若者でした。

「自分は冒険家ではない」とちょっとはにかみながら言う青年は
大学1年の時に出会った星野道夫の世界に自分の道を見つけ、大自然の写真を撮りたいという思いで辺境の地へ駆り立てられて13年だそうだ。

そこには周到な準備などなかったけれど好きな道やりたいことがあれば苦労もまた良し。
結果だけではなく、その工程をたのしんでいるとも言っていた。

1年のうち4ヶ月ほどは無人島暮らし。4ヶ月がオーロラ撮影のためのアラスカのマッキンレーの麓での雪山暮らし。そんな風に1年の大半を独りで暮らす彼だけれど間近に見る鯨やヒグマとの出会い、冬山のカマクラ暮らしなど自然との出会いを愉しむ彼の姿が見える。50冊はもっていくという文庫本。自分を愉しむすべを知っている人だと思う。

もしも星野道夫との違いがあるとすれば星野道夫は創造主のように自然を俯瞰し松本紀生は子供のようにくったくなく自然を享受している。そんな彼の姿がどのスライドからも感じられるところかな。

さてさて上映会見終わって帰宅すると裏山でガサゴソ音がする。目を凝らしてみると鹿の親子が散歩中。アラスカとはいかないまでも私もなんと自然の中で暮らしていることよ。

星野道夫展

2006-08-28

hoshino_250.jpg
星のような物語。
大丸梅田ミュージアム、星野道夫展最終日。
結局最終日になってようやく見に行った。案の定、人がたくさん。こないだの藤田嗣治展もウィリアムモリスの時もそうだった。
結局ギリギリにならないと動けない。
そんな後手後手の性格のわたしの対極に星野道夫はいる。
16で世界を知り、自分の方向性を見つけ出した。
そんな彼だからこそ言える言葉もある。語る写真もある。
アラスカの原野をカリブの一群が移動する姿に
『大切なことは出発することだった』
と添えられたキャプションにうなずく。
『失敗してもそこから得ることもある』とも。

むかし、漠然としてみたいことがあった。でもできなかったのはナンデカナ。ナニガタリナカッタノダロウ。
エンヤのオリノコ・フロウがBGMに流れる会場で一枚、一枚、写真を観ていたら喧騒も気にならなくなって自然に目の前がすこーしだけ曇ってきた。

昭和日常博物館

2006-08-03

またの名を北名古屋市歴史民族資料館(旧師勝町歴史民族資料館)なんて固い名前で回想法といって昔を思い出す効用を学術的に研究してるとこ(らしい)ですが難しいこと抜きにしても昭和好きにはとっても有名なとこです。今日行ってきました。図書館の3階1フロアー全体が博物館。
エレベータを降りたときから昭和の世界にタイムスリップまちがいなし。
DSC02583.JPG駄菓子やさんの前の白い物体はアイスクリーム用冷凍庫。
イラストは王選手だよね。ちょっと顔恐いけど。
(あっ今日、王監督の退院会見やってました。祝王監督退院)
確かホームランバーアイス。四角くって持つところがちょこっとしかないの。銀紙みたいなのに青い字でホームランバーって印刷してあったような気がする。アタリがでたらもう1本。
DSC02393.JPG DSC02436.JPG DSC02552.JPG
DSC02463.JPGこんな瓶やらパッケージはたまた噴霧器やらおもちゃ、文房具などなどいつまでも見飽きません。私も約3時間居座ってしまいました。そして年に3回企画展があるとのことで今は9/29まで試験管サイズの昭和展をやってました。ヒューズやお菓子のおまけ、真空管などなどちょっと前にはありふれていたそして今となっては懐かしいものだらけです。
昭和夏休み大全で、今日一番an unexpected occurrence
昭和夏休み大全を書かれた市橋さんに会えた事。
実はこの本、先月なにげにいいなぁと思い手に取ったばかりの本だったので余計にうれしかったりして。何気ないものにも愛情があってこんな感性の人っていいなぁ。暑い日だったけど帰り道はよみがえってきた忘れかけていた昔の思い出にふけっていました。

藤田嗣治展

2006-07-21

DSC02349.JPG
京都国立近代美術館で開催されている藤田嗣治展に行ってきた。
油絵に墨の技法を取り入れて描いた女性は藤田独特の乳白色を際立たせる。『私が日本を捨てたのではない。日本に捨てられたのだ』という言葉を残しフランスへ旅立つ。でも彼の安住の場所はフランスでもなく日本でもなく自分自身の信念だけだったのではと思う。
彼の描く子供はどこか他人、特に大人を寄せ付けないようなつよがり、
意地を張った寂しさを感じる。彼の描く猫にしてもどこかしたたかな感じで何を考えているのかわからない。DSC02345.JPG
うかうかとは同化しないというかたくなさとそれを前面に出してしまう不器用さを感じてしまう。彼が監督して海外向けに撮った昭和10年中村町ロケ「こどもの日本」という昭和初期の短い映画が興味深かった。
着物姿の子供がちゃんばらごっこして切腹の真似事、床屋さんにいく、紙芝居を見ると言ったごくありふれた風景だけど彼の視線はどこか外国的、グローバルな目線だと思った。
この映画からもまた彼はどこにも属さない孤高の人だ…と感じた。私は彼のようにココロをツヨクして暮らせるだろうか。
 
---------------------------------------